2010年3月15日月曜日

春を告げる魚見桜

                      

今年も魚見桜(山桜)が満開になりました、車で10分程の所に魚見桜祭りが有ることを知り出かけました。慶長年間に旧庄屋の手によって植えられ樹齢400年以上、根元周り3メートル樹高12メートルの日出町指定の天然記念物、梢の方は枯れて、つっかい棒をされているもの懸命に淡いピンクの花を咲かせる姿は痛々しい中にも名桜らしい存在感を見せてくれ、訪れた人々を楽しませてくれます。

この地区の人は、旧庄屋屋敷にあるので「庄屋の桜」と呼び、彼岸に咲くので「彼岸桜」とも言うそうです。「魚見桜」の由来は、「出漁する人々はこの桜の咲き具合で魚の様子を知り、魚の取り方、網のおろしかたを変えた」ことからそう呼ばれたそうです。

 又彼岸と言えば、太陽が真東から出て真西に沈むとともに、昼と夜の長さが同じということで、季節の重要な節目で、イランでは、この春分の日

が、一年の始まりで、お正月だそうです。いつも一緒のBさん夫妻は、そのお正月で、今イランに帰っています。